藍ちゃん ティーショットぶれ厳しいスタート

[ 2009年4月3日 10:37 ]

第1ラウンド、7番でバンカーショットを放つ宮里藍。3オーバーと大きく出遅れた

 好調を維持し、このメジャー大会での活躍に期待が膨らむ宮里藍が、第1ラウンドで大きく出遅れた。1バーディー、4ボギーの75。早朝、無風の絶好のコンディションの中で10番からスタートしたが、ティーショットが左へぶれてつまずいた。

 「上半身と下半身のタイミングが合っていなかった」と振り返る。12番は左ラフから打った第2打がグリーン手前の深いラフにつかまり、次を寄せ切れずにボギー。15番もティーショットが左ラフに入り、パー5の18番は左の池方向に飛び出した第1打がロストボール。どちらもボギーとし、スコアを落とした。
 好調時も不調時も「我慢」を口にする宮里。ショットが復調した後半は、チャンスにつけながらパットが決まらないもどかしい展開だったが、辛抱を重ねた。
 5メートルのパットを沈めた最終ホールでようやく初バーディーを奪い「悪い流れの中でよく我慢できた。メジャーは1打のセーブが大きい」と前向きに話したが、上位を狙うには厳しいスタート。「風が吹けば自分も苦しいけれど、あしたは風が吹いてほしい」と乱戦を望んだ。(共同)

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2009年4月3日のニュース