スケート連盟辞任した城田憲子氏が役職復帰

[ 2009年1月21日 06:00 ]

 06年に表面化した日本スケート連盟の不正経理事件で、理事を引責辞任した06年トリノ五輪の監督で元フィギュア強化部長の城田憲子氏(62)が、連盟の役職に復帰する見通しとなった。

 複数の代表選手が城田氏の支援を要請したためで、21日の同連盟の理事会で話し合われる。承認されれば、10年バンクーバー五輪の本番会場で行われる2月の四大陸選手権に同行し、3月の世界選手権(米ロサンゼルス)から支援スタッフとして派遣されるという。
 不正経理事件で引責辞任した元理事らは、公的な活動を無期限で自粛しているが、同連盟は有罪判決を受けた元会長、元専務理事以外は、理事などの要職以外での活動再開を認める方向。辞任から約2年半が経過した城田氏の手腕を活用することになりそうだ。

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2009年1月21日のニュース