JOCランク レスリング初の「特A」

[ 2009年1月20日 19:24 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)は20日の理事会で、2009年度の強化費配分の基準となる競技団体ランクを報告し、最高ランクの「特A」には08年度の柔道、水泳に、北京五輪での吉田沙保里(綜合警備保障)の活躍などが評価されたレスリングが加わる。JOCによるとレスリングの「特A」昇格は初めて。

 12年ロンドン五輪で実施競技から除外されるソフトボールと野球は、それぞれ「特A」と「A」から、アジア大会の最近2大会の成績を加味する新基準でともに「C」に降格。しかし、五輪の実績を評価される特例措置で08年度並みの強化費配分となる見込み。
 スキーはジュニア層の活躍などで「B」から「A」に一つランクが上がる。
 JOCは09年度中にも、実績はないが将来的に五輪でのメダル獲得が期待される競技団体に評価ポイントを上乗せするなど、ランクの見直しを図る予定。

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2009年1月20日のニュース