朝原氏 戻ってきたバトン意外に軽かった

[ 2008年12月16日 06:00 ]

北京五輪400メートルリレーで銅メダルを獲得した(左から)朝原宣治、高平慎士、末績慎吾、塚原直貴

 北京五輪の陸上男子四百メートルリレーで日本が銅メダルを獲得した後、“行方不明”となっていたバトンが戻ってきた。ゴールしたアンカーの朝原宣治氏が喜びのあまり宙に放り投げてから行方が分からなくなっていたが、中国陸連の協力などで発見。15日に行われた日本陸連の年間表彰「アスレティック・アワード」でリレーメンバー4人に手渡された。朝原氏は「(放り投げた)責任は感じていました。帰ってきて良かった」と安どの表情を浮かべ、「みんなの思いが詰まったバトン。もう少し重みがあると思い込んでいたけど、いざ手にして見ると意外と軽かった」と話した。バトンは今後、日本陸連に保管される予定だが、朝原氏は「いろんな人に見てもらいたい。記念になるような場所に飾ってほしい」と一般公開を提案していた。

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2008年12月16日のニュース