ソフトは「特A」維持も ア大会競技の実績評価へ

[ 2008年12月16日 22:14 ]

 日本オリンピック委員会(JOC)の強化担当理事会は16日、2009年度の競技団体への強化費配分の評価基準にアジア大会の実績を新たに盛り込む方針を固めた。これにより、12年ロンドン五輪で実施競技から除外されるソフトボールが強化費配分の基準となる競技団体ランクで、最高の「特A」を維持できる可能性も出てきた。

 五輪競技の実績評価が基準だった現行規定では競技団体への強化費は五輪競技が「特A」から「C」の4ランクに、非五輪競技はすべてその下の「D」に区別され配分される。当初、北京五輪で金メダルを獲得したソフトボールは最低の「D」に落ち、強化費配分が約95%減になる見込みだった。しかし、救済措置の新基準で野球などとともに実績評価を見直され、強化費配分が本年度並みに近づける見通しだ。

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2008年12月16日のニュース