卓球男子の第一人者、松下浩二が引退へ

[ 2008年12月16日 12:38 ]

現役引退を発表した松下浩二

 卓球男子で五輪に4大会連続で出場した松下浩二(41)=グランプリ大阪=が16日、全日本選手権(来年1月13―18日・東京体育館)を最後に現役を引退すると発表した。引退後は卓球の普及活動や選手のマネジメントなどの仕事を継続するほか、ことし4月に就任した日本卓球協会理事も続ける。

 1993年に卓球で日本初のプロ選手となった松下は、海外のリーグでもプレー。五輪には92年バルセロナから2004年アテネまで4大会連続で出場した。全日本選手権のシングルスは4度優勝。1997年世界選手権では男子ダブルスで銅メダルを獲得した。
 松下は「32年間の選手生活を悔いなく送れた。プロになって初めて全日本に優勝できたことが自信になって長く現役を続けられたので、終わりも全日本にしたかった」と話した。

続きを表示

2008年12月16日のニュース