白鵬が国連特使に「相撲とともに精進」

[ 2008年11月24日 18:11 ]

「いのちの水」プロジェクトの特使に任命され、関係者と握手する白鵬

 大相撲九州場所で優勝した横綱白鵬関が24日午後、福岡市で開かれた国連人間居住計画(ハビタット)のイベントに出席、開発途上国に安全な水を供給する「いのちの水」プロジェクトの特使に任命された。

 イベントでは、世界人口の5人に1人が安全な水を飲めない現状を紹介。白鵬関の故郷モンゴルでも、首都ウランバートルの人口の3分の2が上下水道のないテント式住居地区に住み、給水設備が限られ不便な上、水質の悪化も懸念されることなどが報告された。
 任命状を受け取った白鵬関は「昨日優勝できた上に、特使に選ばれ光栄。モンゴルでは水が不足し、世界にも同じ問題がある。(特使として)少しでも力になり、相撲とともに精進したい」と力強く話した。

続きを表示

2008年11月24日のニュース