×

東日本大震災 84人が犠牲になった大川小で法要 遺族「災害で亡くなる人がいなくなるよう伝え続けたい」

[ 2024年3月12日 05:30 ]

 地震発生時刻の午後2時46分に合わせて、被災地で遺族らが手を合わせ黙とうした。児童・教職員計84人が犠牲になった宮城県石巻市の大川小では法要を開催。次女千聖さん=当時(11)=を亡くした紫桃隆洋さん(59)は「生きていたら今ごろ何をしていただろうと考える。災害で亡くなる人がいなくなるよう、伝え続けたい」と決意を込めた。

 2019年に解体された岩手県大槌町の旧役場庁舎跡地では町職員だった兄を亡くした倉堀康さん(40)が「ここが震災を知らない次世代に教訓を伝える場になってほしい」と語った。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「騒動特集」特集記事

2024年3月12日のニュース