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GK鈴木彩艶 6試合ぶり無失点でアジア杯の悔しさ晴らした「0を達成できたのは非常に良かった」

[ 2024年3月21日 22:35 ]

W杯アジア2次予選   日本1―0北朝鮮 ( 2024年3月21日    国立 )

<日本・北朝鮮>後半、バーに助けられる鈴木(撮影・小海途 良幹)
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 サッカー日本代表(FIFAランク18位)は21日、東京・国立競技場で行われたW杯アジア2次予選で北朝鮮代表(同114位)と対戦。GK鈴木彩艶(21=シントトロイデン)は国際Aマッチ8試合連続でフル出場し、6試合ぶりに無失点に抑えた。 試合結果(速報)

 元日の国際親善試合・タイ戦以来となる国立での試合に、「特徴のある面白い芝。少しパスがゆがむ部分がある。いろいろな芝でやっているので対応しなければいけない」と話していた鈴木。

 前半は北朝鮮をシュート0本に抑えると、後半は開始直後に相手シュートがゴールポストを直撃、こぼれ球からのシュートでネットを揺らされる場面もあったが、ファウルがあったとして同点ゴールは認められず。その直前のプレーでは指先にわずかに触れる好セーブでシュートをはじく場面もあった。

 1―0での勝利に、試合後「とにかく内容よりも結果というところにこだわりたかったので、そこを最低限達成できたのは良かった」と鈴木。「細かいところでの修正点はあるが、0を達成できたのは非常に良かった。GKの役割は最低限できたのかなと」と手応えを口にした。

 後半は一転、北朝鮮がボールを保持する時間が増えて6本のシュートを浴びた。「後半の勢いは想定内ではあった。そのうえでもシュート回数も相手が多くて、そういったところで締めるところだったり、コーチングというところはしっかりしていた。逆に攻撃の部分では相手が前から来たときにロングボールを上手く使いながらできた」と振り返っていた。

 アジア杯では全5試合にフル出場して計8失点。批判を浴びながらも強いメンタルを発揮した。この試合でAマッチ出場は10試合となり、21歳213日での到達は川口能活の21歳314日を抜いてGK最年少に。節目の試合で元日のタイ戦以来となる“完封”を飾った。

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