C大阪・香川真司、後半途中出場でいきなりゴール演出！！4662日ぶりJのピッチ、ホーム沸いた！！

明治安田生命J1第1節   C大阪―新潟 （ 2023年2月18日    ヨドコウ ）

＜C大阪・新潟＞後半、一時は勝ち越しとなるゴールを決め香川（中央）らに祝福されるC大阪・奥埜（左）（撮影・後藤　正志）
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　ベルギー1部シントトロイデンから12年半ぶりに古巣に復帰したC大阪の元日本代表MF香川真司（33）が18日、新潟との開幕戦（ヨドコウ）に後半25分から出場した。

　前半アディショナルタイムにゴールを決めた10年5月15日の神戸戦（長居）以来、4662日ぶりとなるJリーグのピッチ。桜色に染まったスタジアムはこの日、最高潮の盛り上がりとなった。

　開幕前最後の練習公開となった15日、背番号8は「ピッチに入れば自分のパフォーマンス、ポテンシャル、質を出してナンボ。このチームがやるサッカーに、自分がもたらせられるものも絶対ある」と心境を明かしていた。

　前日17日には高校時代の香川をスカウトした小菊昭雄監督（47）が「限られた時間での出場になると思うが、送り出せる準備はできた」と、ベンチ入りと試合出場を明言。注目が集まっていた。

　後半29分、MF香川が左サイド前へ出したパスにMF山中が反応、クロスが相手選手に当たり、MF奧埜が勝ち越しゴール。登場から4分で貴重な得点を演出したが、その後チームは同点に追いつかれた。

　◇香川真司の近況◇

　▼22年11月　左足首を手術。
　▼23年1月22日　ヘント戦でベンチ入りも出場なし。
　▼同28日　ベルギー地元紙がJリーグ復帰と報道。
　▼2月1日　C大阪へ12年半ぶりに復帰することがクラブから発表。
　▼同5日　都内で復帰会見。「僕が18歳であろうが、今は33歳ですけど、横一列で競争は競争なので、そういう厳しさは僕自身も経験しているし、年齢は関係ないというのはこのサッカー界ですごく感じているところなので、だからこそ自分もこれからもっと飛躍したいですし、成長していきたい」
　▼同7日　練習に合流。「ただ走るだけでも幸せ。1日でも早く自分のいい状態にもっていけるようにベストを尽くしたい」