C大阪・香川　開幕戦ベンチ入り　4662日ぶりJの舞台へ、小菊監督「彼のクオリティー必要」起用前向き

C大阪・香川
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　C大阪は18日にホームで新潟と対戦する。開幕戦を前に小菊昭雄監督（47）が17日、オンライン取材に対応。12年半ぶりに復帰した元日本代表MF香川真司（33）のベンチ入りを明言し、起用について前向きな姿勢を示した。

　「18人のメンバーに入れます。限られた時間での出場になると思うが送り出せる準備はできた。まずは彼のクオリティーを必要としている。もう一つは、彼の経験からくるゲームを読む力、コントロールする力を求めたい」

　背番号8は昨年11月に左足首を手術している。7日の練習合流時に指揮官は開幕戦での起用について「100％になれば」と慎重な姿勢を示していた。ただ、そこは百戦錬磨の男。きっちり開幕に間に合わせてきた愛弟子に「想像以上のスピードでコンディションを上げてくれた」とゴーサインを出した。Jリーグの公式戦に出場すれば、前半アディショナルタイムにゴールを決めた10年5月15日神戸戦（長居）以来4662日ぶり。J1で、ホームでの第1節に出場すれば初となる。

　FW加藤、MF上門らコンディション不良の選手が続出している。「このチームがやるサッカーに、自分がもたらせるものも絶対ある」と話していた香川にかかる期待は大きい。入場者数もヨドコウ桜スタジアム史上最多となることが確実な状況。躍動する舞台は整った。（北野　将市）