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【W杯代表発表】最年長39歳川島&36歳長友が4大会連続代表入り!川口&楢崎の最多記録に並ぶ

[ 2022年11月1日 14:14 ]

3月のアジア最終予選でW杯カタール大会出場を決め喜ぶ日本代表DF長友(左)とGK川島
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 日本サッカー協会(JFA)は1日、20日に開幕するW杯カタール大会に臨む日本代表メンバー26人を発表した。メンバー最年長39歳GK川島永嗣(ストラスブール)と、36歳DF長友佑都(FC東京)が代表歴代最多タイとなる4度目のW杯切符を手にした。

 日本代表は最年長39歳GK川島、36歳DF長友の両ベテラン勢がそろって代表史上最多タイとなる4大会連続4度目のW杯出場へ。過去98、02、06、10年の4大会に招集されたGK川口能活とGK楢崎正剛ら“レジェンド”の記録に並ぶことになった。さらに2人はW杯通算出場試合数でも長谷部誠(38=Eフランクフルト)と並び歴代最多タイ11試合に出場しており、記録更新にも期待がかかる。

 過去3大会とも正GKだった川島だが、今回は立場が変わる可能性も。それでも「今までと同じように試合に向けて準備するだけで、心境の変化はない。自分は10年大会で(川口)能活さんとナラさん(楢崎正剛)の姿を見た。2人の存在は自分の刺激になっていて、2人の行動を見ていたからこそ、今、自分が感じることは少なからずある」と前向き。

 所属クラブでは出場機会を失い、日本代表でも出番は減ったが、W杯アジア2次予選と最終予選の計18試合でベンチに入らなかったのは1試合のみ。森保監督の信頼は厚く、背中を見続けてきた“レジェンドGK2人”に並ぶ4大会目のW杯に臨む。自身が前大会で記録した「35歳99日」という日本選手のW杯最年長出場記録更新なるか注目だ。

 一方、DF長友は復帰2年目となるFC東京で主力として活躍。リーグ戦は、ここまで29試合に出場するなど、昨季の出場数(10試合)から大きく伸ばしW杯イヤーに照準を合わせてきた。

 日本代表でもW杯アジア2次予選、最終予選の計18試合のうち14試合に出場。最終予選の途中には一部ファンから批判の的になることもあったが、そうした“逆境”を力に変えて4大会連続4度目のW杯メンバー入りを果たした。

 ◇川島 永嗣(かわしま・えいじ)1983年(昭58)3月20日生まれ、埼玉県与野市(現さいたま市中央区)出身の39歳。浦和東高から大宮に入団し、名古屋、川崎Fを経てベルギーのリールセへ海外移籍。Sリエージュ、スコットランドのダンディーU、フランスのメスを経て18年8月にストラスブールに加入した。J1通算130試合。国際Aマッチ95試合出場。1メートル85、82キロ。利き足は右。

 ◇長友 佑都(ながとも・ゆうと)1986年(昭61)9月12日生まれ、愛媛県西条市出身の34歳。東福岡高から明大に進み、在学中の08年にFC東京と契約。その後にイタリア・セリエAのチェゼーナ、インテル・ミラノ、トルコ1部ガラタサライ、フランス1部マルセイユでプレー。日本代表は08年にデビューし、国際Aマッチ通算137試合出場4得点。1メートル70、68キロ。利き足は右。家族は妻でタレントの平愛梨と3男。

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