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【W杯代表発表】相馬勇紀「選ばれて“うわー”って飛び上がった」W杯メンバー歴代最小兵の1m66

[ 2022年11月1日 16:38 ]

楢崎正剛さん(左)から花束を渡されて笑顔の相馬
Photo By スポニチ

 日本サッカー協会は1日、W杯カタール大会(20日開幕)に臨む日本代表メンバー26人を発表し、MF相馬勇紀(25=名古屋)が選出された。

 同日に豊田市内で記者会見に出席した相馬は「持ち味である攻撃的なところ。ドリブル、スピード、守備のところでも世界の相手と戦って、勝って、日本を勝利に導きたい」と抱負を語った。代表発表は夫人と子どもとライブ中継を見ており、その瞬間は絶叫した。

 「選ばれたときは本当にうれしく、妻と子どもと一緒にテレビで見ていて飛び上がりました。うわーっって(妻と)2人で叫んでいました。妻は泣きながら喜んでくれて“本当におめでとう”と。子どもは、その声の大きさに大号泣していました」

 サイドからの仕掛けに優れ、縦への突破力が持ち味。攻撃陣は海外組が主戦となっているが、7月のE―1選手権で3得点2アシストの活躍で大会MVPに輝くなど猛アピールした。今回、MFとFWでは唯一、Jリーガーから招集される形となった。

 身長1メートル66は、過去の日本代表W杯メンバーで最も低い。これまで最も低かったのは森島寛晃、伊東輝悦らの1メートル68で、日本代表の“最小兵”として臨む大舞台。「選ばれるのは終わりじゃない。ここがスタート」と決意を新たにした。

 ◇相馬 勇紀(そうま・ゆうき) 1997年(平9)2月25日生まれ、東京都調布市出身の25歳。三菱養和SCユースから早大に進み、19年に名古屋加入。19年夏に鹿島へ期限付き移籍し、20年に名古屋復帰。昨年は東京五輪に出場。国際Aマッチ通算7試合出場3得点。1メートル66、68キロ。

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2022年11月1日のニュース