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イニエスタ 引退後も日本サッカー界に関わりを、ジーコの道歩む姿見たい

[ 2021年5月12日 05:30 ]

会見後、三木谷会長(左)とともにユニホームを手にしてポーズを決めるイニエスタ (C)VISSEL KOBE
Photo By 提供写真

 【記者フリートーク】日本サッカー界に与えている影響は、ブラジルからやってきた伝道師と重なり合う。

 バルセロナ時代からイニエスタをサポートし、現在は神戸でスポーツパフォーマンスアドバイザーを務める理学療法士のエミリ・リカルト氏(60)はかつてブラジルにも住んでいた。同氏は「自分の中で、彼は歴史上でトップ5。ペレ、ジーコ、プラティニ、ジダン、そしてイニエスタ。中でも彼とジーコの共通点は多い」と言う。

 神戸では上半身のパワーアップに取り組み、リハビリでは午前7時に自宅を出発することがあっても常に意欲を示すなど今なお進化を追い求めるという。Jリーグの黎明(れいめい)期に道をつくり、日本代表監督も務めたジーコ氏のように、引退後も日本サッカー界に関わってくれることを願う。(神戸担当・西海 康平)

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