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鹿島伝統のエース背番「13」に変更の鹿島・荒木 「目標は5ゴール5アシスト。結果にこだわって」

[ 2021年2月8日 16:08 ]

勝負の2年目、シュート練習を行う鹿島・荒木(C)KASHIMA ANTLERS
Photo By 提供写真

 J1鹿島のMF荒木遼太郎(19)が、伝統の重みを背負ってピッチに立つ。宮崎キャンプ5日目の8日、オンラインで取材対応した。今季から背番号26から13に変更した荒木は「プレッシャーも良い意味で少しあるが、気持ちは引き締まります。今年、この番号に恥じないプレーをしたい」と力を込めた。

 元日本代表FW柳沢敦氏や、興梠慎三(現浦和)らが背負ってきたエース番号。昨オフにクラブから提示された際に「聞いた時はびっくりした」と荒木は言うが、同時に責任の重さも増した。「今年は昨年より気持ちの部分でも変えたいと思っていたので」。名門のエース番号を背負う覚悟を決めた。

 ルーキーイヤーの昨季はリーグ26試合出場で2得点を挙げるも、先発出場は7試合にとどまった。主戦場の右サイドはMFファン・アラーノ(24)ら激戦区となるが、荒木は「同世代にもアラーノにも負けたくない。ミスしてもどんどんチャレンジし続けて、自分の持ち味を出していくこと」と競争心を燃やす。

 コロナ禍で多くの制約が科されるキャンプ中、ささやかな癒やしとなっているのが海外ドラマだ。同部屋のMF松村優太(19)から勧められた「プリズン・ブレイク」を2人で鑑賞し、リフレッシュしているという荒木は「目標は5ゴール5アシスト。結果にこだわっていきたい」。勝負の2年目で“ブレイク”を狙う。

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2021年2月8日のニュース