×

青森山田 2大会ぶり奪冠へ盤石 10番松木が先制弾「冷静に打てた」

[ 2021年1月3日 05:30 ]

第99回全国高校サッカー選手権第2日 2回戦   青森山田(青森)2-0広島皆実(広島) ( 2021年1月2日    駒沢 )

<広島皆実・青森山田>先制ゴールを決めてスタンドに投げキスする松木(撮影・篠原岳夫)
Photo By スポニチ

 前回大会準Vの青森山田は初戦で広島皆実に2―0で勝利した。2大会ぶりの王座奪還への口火を切ったのは、2年生で10番をつけるU―18日本代表候補のMF松木だ。0―0の後半5分、右からのマイナスのパスに左足を合わせ「冷静にシュートを打つことができた」と均衡を破った。

 6バックで守りを固めた相手に前半は大苦戦した。ハーフタイムに黒田監督からの指示があり、もう一人のエース、安斎との連係を修正。先制から5分後にはその先輩の安斎も圧巻のドリブルから追加点を奪い、勝負をつけた。

 1年生だった前回大会で松木は4得点。今大会では「特に(個人)目標はない。(優勝を目指す)チームに一番貢献したいと思っている」と話す。笑顔なく決意を語る姿に、エースの風格が漂った。 

続きを表示

2021年1月3日のニュース