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プラチナ世代の“苦労人”仲川が令和1号弾!専修大4年時、横浜入り発表9日前に右膝重傷、見事復活!

[ 2019年5月3日 15:05 ]

明治安田生命J1第10節第1日   横浜―広島 ( 2019年5月3日    Eスタ )

横浜の仲川輝人
Photo By スポニチ

 明治安田生命J1リーグは3日、各地で第10節が行われ、横浜のFW仲川輝人(26)が「令和」第1号となるメモリアルゴールを決めた。

 敵地で行われた広島戦(Eスタ)の前半34分、左サイドでスルーパスを受け、冷静に左足で先制ゴール。「令和」1号を確信したのか、仲川は両手を広げ、お笑いコンビ「TIM」のゴルゴ松本(52)が行う「命」パフォーマンスに似た「令」の字を体で表現する「令和パフォーマンス」で喜びを爆発させた。

 仲川は1992年(平4)7月27日生まれ、神奈川県川崎市出身の26歳。小学校から高校まで川崎Fのアカデミー(育成部門)で育ち、専修大に進学後は1メートル61、57キロと小柄ながら大学NO・1アタッカーと評され、3年時には関東大学1部リーグで15得点を挙げて得点王に輝いた。日本サッカー界で逸材を多く輩出した“プラチナ世代”の1人で、柴崎岳(26=ヘタフェ)、宇佐美貴史(26=デュッセルドルフ)、武藤嘉紀(26=ニューカッスル)らと同学年にあたる。

 2014年10月28日に横浜入りが発表されたが、そのわずか9日前の10月19日に右膝の前十字じん帯、内側側副じん帯断裂などの重傷を負った。長いリハビリの末、15年9月6日の天皇杯で公式戦に復帰。苦労人がつかんだ今季3ゴール目が大きなメモリアル弾となった。

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2019年5月3日のニュース