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長谷部 Eフランクフルト4強導く、初戦2点差跳ね返す

[ 2019年4月20日 05:30 ]

欧州リーグ・準々決勝第2戦   Eフランクフルト2―0ベンフィカ ( 2019年4月18日 )

ベンフィカ戦の後半、競り合うEフランクフルトの長谷部(左)
Photo By 共同

 欧州リーグは18日、各地で準々決勝第2戦が行われ、長谷部が所属するEフランクフルト(ドイツ)が準決勝に進んだ。ホームでベンフィカ(ポルトガル)に2―0で勝って2戦合計4―4で並び、アウェーゴール数で上回った。長谷部はセンターバックでフル出場した。準決勝は5月2、9日にEフランクフルト―チェルシー(イングランド)、アーセナル(イングランド)―バレンシア(スペイン)で行われる。

 第1戦での2点のビハインドを見事にはね返し、Eフランクフルトが4強入りした。フル出場し、両拳を突き上げた長谷部は「自分がチームの中心として勝ち上がってこられた。また新しい経験をしている」と充実感に浸った。

 35歳となった今季はドイツ国内で最高のセンターバックとの評価も受けるほど安定した守備と統率力が光る。第1戦でハットトリックを許したジョアンフェリックスにも激しく当たり、この日の無失点勝利につなげた。

 昨年のW杯を最後に日本代表を引退し、クラブに専念して迎えた今季。長谷部は「W杯には3回出場した。ドイツのリーグ王者にもなり、カップ戦でも勝った。でも僕は常にハングリー。だから、もう一つ、タイトルを獲りたい」と頂点を見据える。

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2019年4月20日のニュース