槙野　幻の渋滞突破プラン　香川＆長友に「何かやってもらおうかなと」

大分空港で搭乗の際、大分らしい風呂桶を模した小物入れを手に笑顔を見せる吉田と槙野（右）（撮影・西尾　大助）
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　日本代表ＤＦ槙野智章（３１）が国際親善試合ベネズエラ戦から一夜明けた１７日、前代未聞のトラブル対応に欧州組を活用する“秘策”を考えていたと明かした。

　「チケットを買って、見に来ようとしていたファン・サポーターの方で会場に着けなかった人がいると聞いている。とても心苦しいし、大分の皆さんに対して申し訳ない」とした上で「本当に動けなくて、どうしようかと。香川（真司）に言おうかな、長友（佑都）にお願いして何かやってもらおうかなと思ったりもした。彼らのＳＮＳを通じて何かできたらな、と」と今回の日本代表には招集されなかった戦友に助けを求めるプランも浮かんだという。

　日本代表は同試合前に交通渋滞にはまり、本来なら９０分前の会場入りが原則のところ、午後７時３０分のキックオフまで１時間を切った同６時４８分に会場入り。パトカー４台に先導され、何とか試合に間に合わせた。槙野は車中からＳＮＳで「大渋滞でスタジアム入りできていない。バスを通してください」と発信していた。