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ツネ様 鬼門で初陣星だ!現役時わずか1勝の敵地攻略へ照準

[ 2018年8月1日 05:30 ]

鹿島戦でイレブンに指示を出すG大阪の宮本監督
Photo By スポニチ

 鬼門の地を突破して監督初勝利をつかみ取る。1日に敵地・磐田戦を控えるG大阪は31日、大阪府吹田市内で調整。7月23日にU―23監督からトップチームの指揮官に昇格した宮本恒靖監督(41)は「しっかり相手を見ながらやる部分と、今週、トライしている部分を出していきたい」と5月2日の仙台戦以来リーグ7試合ぶりとなる勝ち点3に照準を定めた。

 現在、J2降格圏の16位。勝ってもJ1残留圏に浮上できないものの、この地で勝利することは宮本監督、クラブにとって大きな意味を持つ。指揮官は現役時代、敵地のリーグ磐田戦で1勝10敗。何度も煮え湯を飲まされた。クラブとしては12年12月1日、この地でJ2降格が決まった。監督交代でムードが変わる中、磐田に敗れれば再び消沈モードに戻る可能性もある。

 「皆が悔しい思いをしている。そういう思いを晴らすリーグ後半戦にしようと話している」と宮本監督。静かなる言葉の中に、この一戦にかける思いの強さをにじませていた。

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2018年8月1日のニュース