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闘莉王 驚きの来日理由とは「月2万円の“小遣い”」今でも口座に取ってある

[ 2018年3月18日 20:00 ]

J2京都の田中マルクス闘莉王
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 サッカーJ2京都の田中マルクス闘莉王(36)が18日放送のフジテレビ「ジャンクSPORTS」(日曜後7・00)に出演、「インターナショナルアスリート集合!驚きの来日理由とは」のテーマで、ブラジルから日本に来た経緯を明かした。

 闘莉王は、1998年に千葉・渋谷幕張高にサッカー留学、全国選手権出場に導くなど活躍。その後、Jリーグ広島、浦和などでDFとして主力となり、2003年に日本国籍を取得、日本代表として10年南アフリカW杯に出場した。

 来日前は、厳しい父のもと「自分のお金は自分で稼げ」といわれ、13歳から昼間は仕事、夜は学校という生活だった。稼ぎは月5000円程度で、留学を誘われた時には月2万円の“小遣い”に魅力を感じ「サッカーしながら2万円なら仕事やってる場合じゃない」と来日に至った。当時の小遣いはできるだけ貯金しブラジルに持って帰ったという。「今でも大事に口座に入れてあるよ、ちょっと利子もついてる」と当時を懐かしんだ。

 また、日本国籍取得時の自身の名前についても語った。祖父母が移民で日系人であり、ブラジルでの名前は「マルクス・トゥーリオ・リュージ・ムルザニ・タナカ」。日本名には自分らしい漢字として「闘うという字は入れたかった」とし、当初は「闘“利”王」も考えたがプロレスラーみたいなイメージになると、さまざまな文字を当て「闘莉王」に落ち着いたという。さらに、食事についても、当初は日本の白飯は味がないといい、「チャーハンが救いだった。1カ月ぐらいそればかり食べてた」と食文化の違いに戸惑ったことも明かしていた。

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2018年3月18日のニュース