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14大会連続出場のイタリア敗退危機 スウェーデンに競り負け

[ 2017年11月12日 05:30 ]

W杯欧州予選プレーオフ第1戦   スウェーデン1―0イタリア ( 2017年11月10日 )

ヨハンソンの決勝ゴールに喜ぶスウェーデン代表(AP)
Photo By AP

 18年W杯ロシア大会欧州予選プレーオフは10日、ストックホルムでホーム&アウェー方式の第1戦の1試合が行われ、W杯4度優勝のイタリアが、3大会ぶりの本大会出場を目指すスウェーデンに、0―1で競り負けた。第2戦は13日にイタリアのミラノで行われる。

 W杯14大会出場中のイタリアが敗退危機に陥った。0―0の後半16分、相手MFヨハンソンにミドル弾を決められ、これが決勝点。シュートがMFデロッシに当たってコースが変わりGKブッフォンでも反応できなかった。

 攻撃陣は支配率64%と圧倒しながら、シュート10本で枠内は1本と決定力を欠いた。「あれが入っていれば…」とベントゥーラ監督が嘆いたのは前半6分。左クロスをFWベロッティが頭で合わせたがわずかに左に外れた。1点を追う後半25分、DFダルミアンのミドルシュートは左ポストを叩いた。

 「試合はかなりフィジカル的だった」と指揮官が言うように、相手が狙ったラフプレーにはまり、司令塔のMFベラッティは警告累積で第2戦で出場停止に。DFボヌッチは「人生最高の試合をしなければ」と逆転突破へ決意を口にした。

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2017年11月12日のニュース