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横浜FC、昇格PO完全消滅 勝利目前の後半ロスタイムに失点ドロー

[ 2017年11月12日 15:46 ]

<J2横浜FC・岡山>スタンドのファンの声援に応えるカズ
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 明治安田生命J2リーグは12日、各地で第41節最終日が行われ、前節8位の横浜FCはホームで同12位の岡山と対戦。前半34分にイバが先制ゴールを決めながら勝利目前の後半ロスタイムに失点して1―1の引き分けに終わり、J1昇格プレーオフ(PO)出場の可能性が完全消滅した。

 横浜FCは前半34分、石井の右クロスにイバが頭を合わせて先制。だが、その後も再三のチャンスがありながらイバやレアンドロ・ドミンゲスのシュートが決まらず2点目を取れずにいると、勝利目前だったロスタイム突入後の後半47分にセットプレーから最後はこぼれ球を篠原に押し込まれて追いつかれた。

 勝利以外ではPO出場がなくなる横浜FCは4分が掲示された後半ロスタイムの残り2分で必死に勝ち越しゴールを目指したが、レアンドロ・ドミンゲスの突破も実らず、引き分けに終わった。Jリーグ最年長選手の元日本代表FW三浦知良(50)はベンチ入りしたが、最後まで出番はなかった。

 J2はリーグ戦1試合を残して優勝の湘南、2位の長崎が自動昇格2枠を確定。3位から6位の4チームが出場して最後の1枠を争うJ1昇格プレーオフ(PO)を巡っては勝ち点73の福岡、勝ち点72の名古屋は3位から4位になることが確定してPO出場権を獲得しているが、残りの2枠に勝ち点67の徳島と東京V、勝ち点66の松本、勝ち点65の千葉が最終節まで可能性を残している。

 ▽横浜FC・タヴァレス監督 フラストレーションがたまる後半だった。後半はディフェンスをしていた時間が多かった。自分たちで2度3度と大きなチャンスを外してしまい、相手が息を吹き返した。チャンスを逃したことで大きな代償を支払うことになった。(PO出場の可能性は消えたが)もう1試合あるので自分たちのできるベストの試合をする。

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2017年11月12日のニュース