×

さすがセレソン…ハリルJ防戦一方 前半で3失点 麻也が先制PK与える

[ 2017年11月10日 21:57 ]

<日本・ブラジル>前半、マルセロのゴールを喜ぶブラジル代表
Photo By スポニチ

 来年6月開幕のワールドカップ(W杯)ロシア大会に出場を決めているサッカー日本代表は10日、フランスのリールで行われた国際親善試合でブラジル代表と対戦。前半を0―3で折り返した。

 日本はFIFAランク2位の強豪ブラジルに前半から再三鋭いカウンター攻撃を仕掛けられ、防戦一方。そして、先制点は意外な形で失った。前半7分、ブラジルの左CKをGK川島がパンチング。だが、この時、ペナルティーエリア内でDF吉田が手を使って相手を倒していたことが映像による審判補助システム「ビデオ・アシスタント・レフェリー」により確認され、吉田にイエローカードが示されてブラジルはPKを獲得。キッカーを務めたFWネイマールが右足で冷静に決め、日本は早々に先制点を失った。

 すると、17分には連携ミスからまたもPKを与える。1点目に続いてキッカーを務めたネイマールは左を狙ったが、これを横っ跳びしたGK川島が右手でかき出し、得点を阻止。命拾いした日本だったが、ブラジルはこのプレーで得た左CKからMF井手口のクリアミスを拾ったDFマルセロが強烈な右足ミドルをゴールネットに突き刺して2点目が入った。

 日本は2点を失った後の前半29分、左サイドからドリブルで仕掛けたMF原口がペナルティーエリア手前で倒され、FKを獲得。キッカーを務めた吉田が直接狙ったボールは壁に当たってからクロスバーを叩き、得点はならなかった。すると36分、ブラジルはMFウィリアンのパスをDFダニーロがペナルティーエリア右から折り返し、ゴール前のFWガブリエウ・ジェズスが左足で合わせて3点目。日本は前半だけで3点を失う苦しいスタートとなった。

続きを表示

この記事のフォト

2017年11月10日のニュース