×

「青炎キャンペーン」実施へ シリア戦で記念ユニ着用 東京タワーは青色に

[ 2017年5月25日 19:50 ]

 日本サッカー協会は25日、ワールドカップ(W杯)アジア最終予選突破を目指す日本代表を応援する企画として「青炎(セイエン)キャンペーン」を実施すると発表した。

 このキャンペーンは、サッカー日本代表のW杯初出場決定から20周年を記念。当時の日本代表ユニホームのモチーフである「炎」をテーマに、様々なイベントを展開する。

 日本は1997年11月16日、マレーシアのジョホールバルで行われたアジア第3代表決定戦において、延長戦の末に劇的なゴールでイラン代表に勝利。念願のW杯初出場を決め、この試合はのちに「ジョホールバルの歓喜」と称された。それから20年が経った現在、同じくW杯出場権獲得を目指して戦いを繰り広げている日本代表を支援する企画として「青炎キャンペーン」と題したキャンペーンを実施するもの。

 キャンペーンロゴには選手・サポーターなどすべての日本人の叫ぶ顔のシルエットを採用。炎のように風になびく髪を「人々の叫びが1997年に負けない炎をヨビサマス」とし、「1997年11月16日 選手たちは、声を枯らして叫んでいた。そして、初めて世界への扉を開けた。あのジョホールバルの夜。叫んでいたのは選手だけじゃない。みんなの声援が、ひとつの大きな燃えさかる炎となった。あれから20年。今も選手たちは世界へ向けて戦い、叫び続けている。さぁ、叫ぶ準備はいいか?今こそ、みんなの炎をヨビサマセ」とキャンペーンステイトメントがついている。

 このキャンペーンに伴い、6月7日にシリア代表との国際親善試合(味スタ)に臨む日本代表は、同試合で「W杯初出場決定20周年メモリアルユニホーム」を着用。また、シリア戦が行われる6月7日と、8月31日に行われるW杯アジア最終予選・オーストラリア戦(埼玉)の両日は、日没から午後11時まで東京タワーが青色にライトアップされることも発表された。

続きを表示

2017年5月25日のニュース