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元オシム通訳の敵将も闘莉王の得点力は読み切れず「一人の選手にやられた」

[ 2017年4月15日 19:59 ]

明治安田生命J2第8節第1日   京都3―2愛媛 ( 2017年4月15日    西京極 )

 京都DF田中マルクス闘莉王(35)にハットトリックを決められた愛媛の間瀬秀一監督(43)は脱帽するしかなかった。

 アウェーで先制し、試合終了間際に一時は同点に追いつく粘り。それでも最後の最後で闘莉王に屈した間瀬監督は開口一番、闘将に賛辞を送った。「システムを4―4―2に変えて、背の高いFWを2トップにして、その周りをサイドアタッカーが狙ってくる。形ができたらサイドからクロスが来る。全て分かっていた。準備してきた。だからこそサッカーとは人生を懸けて突き詰めるものなのだとわかった。それ(想定)を上回るものを一人の選手にやられました」。

 かつては元日本代表監督も務めたイビチャ・オシム氏の通訳として活躍した指揮官も、闘莉王の規格外の得点力までは読み切れなかった。

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2017年4月15日のニュース