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なでしこGK山根 福島を訪問、20年五輪へ涙の誓い

[ 2017年3月14日 05:30 ]

福島第1原発の構内をバスの車内から視察する、なでしこジャパンのGK山根(左端)ら(代表撮影)
Photo By 代表撮影=共同

 Jリーグの村井チェアマンが「365日復興支援」の計画を掲げた。13日に日本サッカー協会の田嶋会長、女子GK山根らJFAアカデミー福島出身の8選手とともにJヴィレッジ、福島第1原発を視察。福島県庁を訪問後に「現在、Jリーグは54クラブある。1年は51週なので順番に毎週、支援活動をして年間を通して継続したい」と語った。14日に予定しているJ1、J2、J3実行委員会で協力を要請する。具体的な活動内容は各クラブに委ねる方針だ。

 日本サッカー協会はJヴィレッジを20年東京五輪男女サッカー日本代表のキャンプ地にする方針を固めている。山根は東日本大震災発生時に東京電力マリーゼ所属。福島第2原発の広報として働いていた。この日、福島第1原発で廃炉作業を行う約450人を前に「20年に必ず日本代表として(Jヴィレッジの)ピッチに戻ってきたい」と目に涙を浮かべて約束した。8選手は楢葉町でサッカー教室を実施した。

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