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長谷部 ドイツ1部通算234試合出場!奥寺に並び日本人最多

[ 2017年2月27日 05:30 ]

ブンデスリーガ第22節   フランクフルト0―2ヘルタ ( 2017年2月25日 )

<ヘルタ・フランクフルト>後半、競り合うフランクフルトの長谷部
Photo By 共同

 フランクフルトの日本代表MF長谷部が偉大な数字に肩を並べた。ヘルタ戦にフル出場し、ブレーメンなどで活躍した奥寺康彦の日本人最多記録に並ぶドイツ1部通算234試合出場を達成。「30年以上前にこのような素晴らしいリーグで、奥寺さんという素晴らしいプレーヤーがいたことをもう一度皆さんに知ってもらえる、それだけですけどね」と控えめに語った。

 試合開始から主将マークを巻くのは、ドイツに渡ってから「初めて」。前半26分にはドリブルを仕掛けたヘルタの原口との間合いを詰めてボールを奪うなど、5―3―2のボランチで安定したプレーを披露した。それでもチームは3連敗。記録よりも「チームの結果が出なかったことが全て」と悔しがった。

 自身を「世渡り上手」と表現する。「監督が要求することをしっかりと理解して、常に頭を使いながら考えながらプレーしてきた」からこそ、環境やポジションが変わっても重宝されてきた。偉業を達成したカズからは「偉大な記録。海外で長い期間、出続けている数少ない選手。もっともっと記録が伸びることを期待しています」とエールを送られた。カズのように50歳までの現役意欲を問われた長谷部は「それはちょっと、僕には無理だと思います」と苦笑いを浮かべた。

 ▼J2横浜FC奥寺康彦会長 いつかは抜く選手が出てくるだろうと。複数のポジションができたり、監督が要求することをできるのもいいこと。タイプが似ているのかもしれない。

 ▼J2横浜FC三浦知良 偉大な記録。海外で長い期間、出続けている数少ない選手。努力と誠実さ、真しな姿勢、人間性のたまものだと思う。もっともっと記録が伸びることを期待しています。

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2017年2月27日のニュース