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カズ“長寿”支える天性の関節とあくなき向上心 マッサー竹内氏ら語る

[ 2017年2月27日 10:25 ]

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<横浜FC・松本>後半、シュートを放つ横浜FC・三浦(中)
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 18年間にわたりカズの肉体を見続けるマッサーの竹内章高氏は、関節の強さは「天性のもの」と話す。チームドクターが「奇跡の膝」と呼ぶ膝はMRI(磁気共鳴画像装置)検査でもほぼ傷がない。さらに筋肉の質、量も優れる。15年12月、ブラジルの名門コリンチャンスの最新鋭機器でボディー検査を受けた。筋肉量と質はブラジル人選手と遜色なし。ブラジル人スタッフが年齢を知って仰天したという。

 プロ32年目となるカズは致命傷となる大ケガが極端に少ない。体にメスを入れたのも「鼻だけ」と笑う。もちろん整形ではない。94年、セリエAデビュー戦でACミランのDFバレージと接触し鼻骨を骨折したためだ。

 最近は体重維持のため脂ものも多少は口にするが、以前はラーメンの具材一つでも栄養士に確認してから口にしていた。シーズン中は禁酒。専属調理師の料理を規則正しい時間に口にする。

 年々、監督、コーチ陣も年下が増える。だがカズは少しでも技術が向上するためなら年下にも質問攻め。熱心に耳を傾け、何かを吸収しようとしている。練習でも決して手を抜かない日々の姿勢はもちろん、天性の関節とあくなき向上心が「長寿」を支えている。

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2017年2月27日のニュース