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浦和 日本勢先陣でACL白星 興梠ACL最多弾で先制、4発快勝「素晴らしい結果」

[ 2017年2月21日 18:52 ]

後半、ゴールを決め喜ぶ浦和・李
Photo By 共同

 サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグが21日行われ、F組の浦和は日本勢の先陣を切って2014年王者で前J1鳥栖のMF楠神も先発したウェスタン・シドニー(オーストラリア)と敵地で対戦。4―0で勝利を収め、3年連続6度目の出場となったACLで白星スタートを切った。

 MF武藤らの惜しいシュートがありながら前半を0―0で折り返した浦和だったが、後半に入ると大量4ゴールを浴びせて快勝した。

 後半11分、ドリブルで抜け出したFW李のパスを受けたFW興梠が右足で先制ゴール。エースの日本人最多となるACL通算15ゴール目で勢いをつけると、2分後の同13分にはクリアボールを拾ってつなぎ、李の左足シュートで追加点が入る。さらに同23分には、左CKからのこぼれ球をDF槙野が右足で決めると、同25分に途中出場し浦和デビューを果たしたMFラファエル・シルバが終了間際の後半41分に右足シュートを決めて決定的な4点目が入る圧勝だった。

 興梠は18日の富士ゼロックススーパーカップ・鹿島戦(日産ス)でもPKで1点決めており、今季公式戦はこれで2試合連発となった。

 浦和はホーム開催となる28日の次戦でFCソウル(韓国)と対戦する。

 ▼FW興梠慎三 初戦ですごく大事だったし、アウェーで4点取れたことは非常に素晴らしい結果。(先制点は)チュン(FW李忠成)からいいボールが出てファーストタッチがうまく決まってくれたので、冷静にGKを見てシュートを打つことができた。守備陣がゼロで抑えてくれていたので、どうにかして1点取りたかったので良かった。たくさんのサポーターが来てくれて後押ししてくれた。ACLはアウェーで負けないこと、そしてホームで勝つことが大事。(ホームで行われる次戦も)勝ち点3を取れるようにしたい。

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2017年2月21日のニュース