佐野日大　守備的布陣から　終盤猛攻実らず

第９５回全国高校サッカー準決勝   佐野日大０―１前橋育英 （ 2017年1月7日    埼スタ ）

＜前橋育英・佐野日大＞前橋育英に敗れ泣き崩れる佐野日大イレブン
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　佐野日大は５バックの守備的なシステムを敷き、堅守速攻で初の決勝進出を狙ったが、チャンスを生かすことはできなかった。

　海老沼監督は「我々だってやれるということを見せたかった」と後半残り１５分ごろから４バックに変更。昨年６月の高校総体県予選までは４―４―２のシステムを採用しており、ＦＷ長崎を中心に何度も相手エリアに切り込むも得点は奪えなかった。

　指揮官は「生徒たちはよくやってくれた」と号泣。今大会２得点の長崎は高校で競技を終え、今後はスポーツ整形外科医を目指し医学部を受験する。「まだやりたい気持ちはあるけど、自分で決めたこと。最後に良い思い出ができた」と振り返った。