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鹿島「来季も勝っていけるように」37歳小笠原主将は早くも20冠目視野

[ 2017年1月1日 17:57 ]

天皇杯を制して歓喜の鹿島イレブン
Photo By スポニチ

 第96回天皇杯全日本サッカー選手権大会は元日に大阪・吹田スタジアムで決勝戦が行われ、鹿島が延長戦の末に2―1で川崎Fを下して第90回大会以来6大会ぶり5度目の優勝。J1年間王者と合わせて今季2冠を達成し、史上最多を更新する19冠目のタイトルを獲得した。

 前半42分にDF山本が右CKを頭で決めて先制。後半9分に追いつかれて延長戦に突入したものの、後半43分から途中出場していたMFファブリシオが延長前半4分に豪快に決めた右足ゴールが決勝点となった。

 主将で37歳のMF小笠原は前半に乱闘寸前の小競り合いも起こしたが、気迫あふれるプレーでチームを引っ張り、後半43分にファブリシオと交代。そのファブリシオの決勝ゴールと優勝の瞬間をベンチから見届けた。 

 表彰式後の記念撮影では、天皇杯を掲げる主将の見せ場を石井監督に譲る粋な計らいも見せたベテラン。「石井さんをはじめ、チームが一年間勝ちにこだわってタイトルを獲りにいくことを目標にやってきて、最後に天皇杯を獲れてうれしく思います」と振り返り、「来季も勝っていけるようにしたい。選手、スタッフ、サポーター一丸となって戦えるのがこのチームの良さ。さらにタイトルを重ねていけるように頑張っていきたい」と早くも来季、そして”20冠目”に意気込んだ。

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2017年1月1日のニュース