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“吹田男”優磨「自信」 第1S開幕戦&CWCでゴール

[ 2017年1月1日 05:30 ]

天皇杯決勝   鹿島―川崎F ( 2017年1月1日    吹田S )

天皇杯に向け調整する柴崎(10)ら鹿島イレブン
Photo By 共同

 天皇杯は元日、大阪・吹田スタジアムで決勝を行う。6大会ぶり5度目の優勝を狙う鹿島は31日、大阪府内で練習。冒頭15分のみを公開し、残りは非公開で最終調整した。体調不良でFW金崎の出場が微妙な状況の中、20歳のFW鈴木は「吹田は俺で始まって俺で終わります」と“有終の美”を宣言した。

 今季の吹田スタジアムは鈴木にとってまるで、聖地のようだった。G大阪との第1ステージ開幕戦で決勝ゴールをマーク。さらに先月14日のクラブW杯準決勝・Aナシオナル(コロンビア)戦ではチームの3点目を挙げ、アジア勢初の決勝進出へと導いた。この時に披露したC・ロナウドをまねたパフォーマンスが注目を浴び、一躍時の人にもなった。

 強心臓の持ち主だ。試合中、指揮官はベンチメンバーのウオーミングアップの様子を見るようにしている。そのたびに「必ず目が合う」のが鈴木だという。試合に出たいという強い思い、そして自信がないとできない行為。「シュートも正確。気も強い」と指揮官の信頼は厚い。

 先月29日の準決勝・横浜戦では、今季公式戦11得点目となるゴールを決めた。「決勝まで行ったら負けない。そのくらいの自信はある。ラスト1試合に全力を尽くすだけ」と20歳。最高の地で今季最後の得点を奪い、17年の好スタートを切る。

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2017年1月1日のニュース