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G大阪、史上初の天皇杯3連覇夢散…天野の劇的ロスタイム弾で横浜4強

[ 2016年12月24日 15:11 ]

<天皇杯準々決勝 横浜・G大阪>後半ロスタイム、決勝ゴールを決めた横浜・天野(左から2人目)は小林(左)ら抱き合って喜ぶ
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 第96回天皇杯全日本サッカー選手権は24日、各地で準々決勝が行われ、鹿島と横浜が29日の準決勝進出を決めた。

 クラブワールドカップ(W杯)準優勝の鹿島は、Rマドリード(スペイン)と延長戦を戦った決勝から中5日での試合だったが、FW赤崎のワールドクラスのゴールが決まって1−0で広島に勝利。横浜はMF天野の劇的なロスタイム弾が決まって2−1で史上初の天皇杯3連覇を目指したG大阪を下した。午後4時からは準々決勝の残り2試合が行われ、4強が出そろう予定。

 鹿島は後半12分にMF小笠原がペナルティーエリア内に出した絶妙な浮き球でのパスにFW赤崎が反応。ワンバウンドしたボールを角度のない位置から右足で逆サイドの左隅に突き刺して先制した。5分後の同17分にはDF昌子が相手MF柏を倒してPKを与えたが、同18分にMFアンデルソン・ロペスが右足で蹴ったPKをGK曽ヶ端が阻止。クラブW杯でも活躍した面々が天皇杯でも躍動して1−0で逃げ切った。

 横浜は後半19分、FW斎藤が自ら得たPKを相手GK藤ヶ谷の逆を突いて右足で左隅へ決めて先制。G大阪は同42分にCKのこぼれ球をMF今野が決めて追いついたが、延長戦突入寸前の後半51分にMF天野が右足で劇的な決勝ゴールを決めて横浜が劇的な勝利を飾った。天皇杯準決勝は29日に行われ、鹿島と横浜は大阪・ヤンマースタジアム長居で対戦。決勝は来年元日に大阪・吹田スタジアムで行われる。

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2016年12月24日のニュース