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長谷部 ユニセフ協会大使任命に「身が引き締まる」さらなる支援に意欲

[ 2016年12月24日 18:41 ]

「日本ユニセフ協会大使」任命式に出席した長谷部(中央右)
Photo By スポニチ

 フランクフルトの日本代表MF長谷部誠(32)が24日、都内で行われた「日本ユニセフ協会大使」任命式に出席した。

 米ニューヨークにあるユニセフ本部の承認の下、歌手のアグネス・チャン、医師の日野原重明氏に続いて3人目の就任となった。全世界共通となる同大使は無償でユニセフのボランティア活動に参加する。「非常に光栄ですし、大役だと思っています。これから先、もっといろんな活動をしていけたらと思います。身が引き締まる思いです」と語った。

 約10年前に国際試合の移動で利用した航空機内で受け取ったユニセフの封筒をきっかけに、07年2月から毎月定額を寄付するユニセフ・マンスリー・サポート・プログラムに参加。11年の東日本大震災の際には、著書「心を整える。勝利を手繰り寄せるための56の習慣」(幻冬舎)の印税とチャリティー・イベントでの収益金を日本ユニセフ協会が実施する震災支援活動に寄付(総額1億1700万円)するなど高い貢献度が認められての任命となった。

 ボルフスブルク時代の同僚であるボスニア・ヘルツェゴビナFW代表ジェコ(ローマ)らサッカー界では多くのユニセフ親善大使国内大使を努めている。サッカー界での支援の輪について長谷部は「サッカー選手としてみんなで何かできたら僕も非常にうれしい。そういうことは個人では考えられますけど。(ユニセフ)本部の方が動いていただければ、僕は喜んで(参加したい)」と話した。

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2016年12月24日のニュース