×

「流れを変えたかった」途中出場の金崎がまた決めた!4戦4発

[ 2016年12月8日 21:45 ]

クラブW杯1回戦 ( 2016年12月8日    横浜国際 )

<鹿島・オークランド>後半、決勝ゴールの金崎が歓喜のポーズ
Photo By スポニチ

 鹿島がまたしてもFW金崎夢生(27)のゴールで白星を手にした。

 国内18冠を誇る鹿島だが、クラブW杯は初出場。後半5分、セットプレーからDFキム・デウク(29)のヘッドでオークランドに先制を許す劣勢スタートなったが、勝負強さはここでも健在だった。同22分に日本代表MF永木亮太(28)の右からのパスにFW赤崎秀平(25)が右足を振りぬき、ゴール左にシュートを決めて追いつくと、終了間際の後半42分には、DF山本脩斗(31)の左クロスをFW土居聖真(24)が頭で折り返し、このボールを金崎が頭で決めて逆転。アフリカ王者のマメロディ(南アフリカ)と対戦する11日の準々決勝(吹田S)に駒を進めた。

 金崎は川崎Fと対戦したJリーグチャンピオンシップ(CS)準決勝で1得点、浦和と対戦したCS決勝第2戦で2得点を決めており、これで2試合連続ゴールとなる4戦4発。「聖真がいい折り返しをしてくれた。うまく入って良かった」と値千金弾を振り返った金崎は途中出場からの逆転勝ちに「流れを変えたかった。こういう情けない戦いは、(Jリーグを)代表してプレーする限りしてはいけない。しっかり気を引き締めて次の試合を本当に頑張りたい」と気合を入れた。

 準々決勝まで中2日の過密日程。だが、金崎は「もちろん、行けるところまで行きたい。開催国代表ということで、しっかり責任をもって全力でプレーしたい」と言い切った。

 ▼石井正忠監督 初出場で初戦というのは非常に難しいと思った。(相手の先制点は)セットプレーという形で失点してしまったので、崩されてはいないので逆転できるだろうと思っていたが、やはり先制されると少し慌ててしまう部分もあった。(赤崎、金崎と途中出場の2人がゴールしたが)交代して入った2人だけではないが、本当にいい働きをしてくれた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年12月8日のニュース