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岩政、揺れる胸中を吐露「人生設計は全くの白紙」現役続行の可能性も

[ 2016年12月8日 17:53 ]

岡山退団を発表した岩政
Photo By スポニチ

 今季限りでJ2岡山を退団することが8日に発表された元日本代表DF岩政大樹(34)が、クラブの発表後に自身のブログを更新。4日のJ1昇格プレーオフ(PO)後に示唆した現役引退に関しては「まだ決断しておりません」と揺れる現在の心境を明かした。

 岡山は4日に行われたJ1昇格プレーオフ(PO)決勝でC大阪に0―1で敗れ、クラブ初のJ1初昇格を逃した。岩政は試合後に現役引退の可能性も示唆し、試合後にスタジアムから戻るバスの中で更新したブログでは「やりきった感覚も少なからずあります」としていた。

 この日はクラブ、岩政双方の将来を熟考して話し合いを重ねた結果、来季は岩政が岡山でプレーしないことが決まったとクラブが発表。それを受けて岩政がブログを更新したもので「4日のプレーオフ決勝に敗れ、私のサッカー人生設計は全くの白紙になりました。岡山2年目の今年昇格を果たし、来年1年間J1で戦い引退する。それが岡山に来てからの私の夢でした。そのためにサッカー人生を賭けてきました。しかし、叶いませんでした」と苦しい胸中を吐露した。

 「本来は時間をいただき、引退するのかどうかも同時に発表したいと思っていました」という岩政だが、自身が去就について時間をかけて熟考して結論を先延ばしにすることでクラブ、岩政本人双方にデメリットが多いことで退団発表となったようだ。

 そして、「引退に関してはまだ決断しておりません」とした岩政。「そこは少し冷静に、まずはあらゆる情報を集めながら、将来を考えていこうと思っています。選手としての道ももう少し模索してみてみます」と揺れる胸中をつづった。

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2016年12月8日のニュース