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コロンビアが決勝T一番乗り 復活のハメス不屈2戦連発

[ 2016年6月9日 05:30 ]

南米選手権A組 コロンビア2―1パラグアイ

(6月7日 パサデナ)
 南米選手権は7日に米国各地で1次リーグA組の2試合が行われ、コロンビアはMFハメス・ロドリゲス(24=Rマドリード)の1得点1アシストなどで2―1とパラグアイを下し、2連勝。勝ち点6で2位以内を確定させ、8強による決勝トーナメント進出一番乗りを決めた。開催国の米国は4―0でコスタリカに大勝し、勝ち点3で2位に浮上した。

 復活した背番号10がコロンビアを1次リーグ突破一番乗りに導いた。主将を務めたハメス・ロドリゲスがフル出場で2得点に絡む活躍。前半12分に右CKをFWバッカの頭に合わせて先制点を演出すると、同30分には速攻から左足で右隅に2戦連続ゴールを決めた。

 PKで得点した3日の米国戦で左肩を負傷。ペケルマン監督は「今朝まで出場できるか分からなかったが、回復したのは幸運だった。卓越した技術と勝利への意欲を持つ偉大なスターだ」。再負傷の場合は手術となるリスクを抱えながら躍動したエースを絶賛した。

 所属するRマドリードは欧州CL制覇を果たしたが、決勝戦でベンチのロドリゲスに出番がなかった。名門でレギュラーの座を失い、放出要員と報じられる中、今大会は14年W杯得点王が復調を示す絶好のチャンスだ。

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2016年6月9日のニュース