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浦和、Jリーグ規約禁止事項抵触も 日産の関連会社認定なら

[ 2016年6月9日 20:17 ]

 Jリーグは9日、東京都内で臨時理事会を開き、J1浦和の筆頭株主の三菱自動車がJ1横浜の親会社である日産自動車の傘下に入ることを受け、浦和が日産自動車の子会社か関連会社と認定されれば、複数クラブを支配下に置くリーグ規約の禁止事項に抵触することを確認した。

 日産自動車は横浜の約75%の株を持っており、三菱自動車の株を34%取得する。出資が完了すれば会計監査人が持ち株比率だけでなく、実質的な関係性から規約に抵触するかを判断する。Jリーグの村井満チェアマンは「子会社や関連会社と認定されないよう、クラブとして資本政策に努力してほしい」と述べた。

 三菱自動車は浦和の約51%の株を持つが、今後は保有率の引き下げや第三者への譲渡などの可能性がある。浦和の淵田敬三社長は「基本的には浦和レッズの赤というブランドを守りたい。すぐに(三菱自動車に)連絡して、検討を加速してもらう」と話した。

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2016年6月9日のニュース