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本田、ネット揺らすも幻に…オフサイド判定 消化不良で途中交代

[ 2016年5月2日 05:30 ]

フロジノーネ戦の前半、競り合うACミランの本田(左)

セリエA ACミラン3―3フロジノーネ

(5月1日)
 ACミランの本田のゴールは幻に終わった。1―3の後半15分、こぼれ球に反応して押し込んだが、惜しくもオフサイドと判定された。「本田はサッカーインテリジェンスが非常に高い」と話すブロッキ新監督の下、トップ下で2試合連続の先発。0―2の後半5分には右サイドでバッカのゴールの起点となるなど存在感を見せたが、消化不良のまま後半19分にピッチを退いた。

 降格圏19位の格下を相手に序盤から先制を許すなどチームは落ち着きを欠いたが、後半の3得点で何とか黒星だけは免れた。中国の投資家グループから買収案を提示されており、試合中にはオーナーのベルルスコーニ氏に不満を持つサポーターから「チームを売れ!」というヤジが飛ぶなど異様な一幕もあった。背番号10を背負う本田は、揺れるミランを勝利へと導けなかった。

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2016年5月2日のニュース