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川崎F谷口 GW明け故郷・熊本へ 巻とともに被災地支援

[ 2016年4月28日 13:48 ]

 川崎Fの谷口が、改めて熊本への想いを語った。大津高出身で、熊本市内の実家では両親らが昼間は自宅にいるものの、夜は車中泊を続けているという。「震度1以上の地震が1000回以上ある。常に揺れている感じだと言っていた」ゴールデンウイーク明けの休日を使ってチームメートの車屋とともに熊本に帰る予定で「とりあえず家族の顔が見たいし、向こうの人と連絡を取って、何かできれば」。

 J2熊本のFW巻と連係して被災者の支援を行うが、「サッカー教室などをやっているので、飛び入りで参加できれば」と、子供たちの笑顔を取り戻すことを考えている。

 ライフラインは復旧したが、インフラはまだ。九州新幹線は復旧したが、まだ熊本空港は全面再開とはなっていない。雨も降り、避難している人はたいへんな思いをしているという。「サッカーで勝ってスカッとしないと。サッカーで考え込んでもしょうがないし、チームもこの前浦和に負けたが、1敗したぐらいで崩れるチームにはしたくない」と、気持ちを切り替える。29日のG大阪戦はボランチで先発が濃厚。勝って熊本の人たちに勇気を与える。

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2016年4月28日のニュース