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日本ブラインドサッカー協会と品川区がパートナシップ協定締結

[ 2016年4月28日 15:25 ]

パートナーシップ協定を締結した濱野品川区長(左)と釜本JBFA代表理事

 NPO法人日本ブラインドサッカー協会(JBFA)が、品川区とパートナシップ協定を締結することになり27日、同区役所でJBFAの釜本美佐子代表理事と濱野健品川区長が同席して調印式を行った。

 JBFAが行政と、同区がスポーツ競技団体とパートナーシップ協定を締結することは共に初めてで、契約期間は5年間。今後、両社はブラインドサッカーを中心とした障がい者スポーツの振興、障がい者理解の促進を図ることで、地域社会におけるスポーツの発展および健全育成とJBFAのビジョン「ブラインドサッカーを通じて、視覚障がい者と健常者が当たり前にまざり合う社会を実現すること」を推進していく。

 調印式で協定書に署名した濱野区長は「初めてブラインドサッカーを拝見した時、大変感動し、健常者の自分たちこそもっと頑張らなければと励まされました。区民の皆様にも、この素晴らしさを知っていただきたい。区としても積極的にPRし、ブラインドサッカーと障がい者の方への理解を広め深めていきたい」とあいさつした。

 一方、JBFAの釜本代表理事は「障がい者と健常者が一緒になって社会生活を送り、さらに同じスポーツができる“仲間”であることを目指しています。今回、品川区とパートナーシップ協定の締結ができ、大変うれしく思います」と話した。

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