Ｇ大阪　２９日川崎Ｆ戦で１８歳ＤＦ初瀬先発へ「ゼロに抑えたい」

　２９日にホームで２位・川崎Ｆ戦を迎えるＧ大阪は２８日、非公開で最終調整を行った。右サイドバックには負傷のＤＦオ・ジェソクに代わり、高卒新人の１８歳ＤＦ初瀬が先発する可能性が高まった。

　長谷川監督は「きのう（２７日）の時点で決めている」と名前こそ明かさなかったものの不敵な笑み。初瀬は「出場することができればチャンスをつかみにいきたい。結果を出せなければ消えゆく世界」と気合を入れた。高精度クロスを武器に今季ユースから昇格した初瀬は本職は左サイドバックだが、３月１９日の神戸戦、４月２日の横浜戦では右サイドバックでプレー。招集されていたＵ―１９代表合宿（２５～２７日、静岡県内）もチーム事情で辞退するなど、指揮官からの期待値は高い。

　 相手は今季最多得点を奪っている川崎Ｆ。それでも「まずはゼロ（無失点）に抑えたい。ゼロに抑えれば負けない」と話し「緊張はない。左で一度チャンスをもらえて、今は右サイドが多い。右で結果を出せていないので、そこが課題」と頭の中は整理できている。２０年東京五輪で主軸を担う世代がチームの２連勝を演出する。