Ａマドリード　団結力で“金星”またもバルサ破ってＣＬ４強

バルセロナ戦でゴールを決め喜ぶＡマドリードのＦＷグリエズマン（左）（ＡＰ）

欧州ＣＬ決勝Ｔ準々決勝第２戦 Ａマドリード２―０バルセロナ

（4月13日）
　試合後に控えを含めた全員で抱き合った選手の姿に、Ａマドリードの結束が表れていた。スペイン対決を制し、シメオネ監督は「バルサに（公式戦）７連敗していたが、いつか勝てると思っていた。選手が団結して結果を出してくれてうれしい」と称えた。

　第１戦で先制点後に退場となったフェルナンド・トーレスの穴をフランス代表ＦＷグリエズマンが埋めた。前半３６分に頭で先制ゴール。８日の長女誕生をゆりかごダンスで祝うと、終盤にＰＫで２点目を決めた。２季前に同じ準々決勝でバルサを破った“金星”を再現。前回は準決勝でチェルシーを破って決勝に進出しており、指揮官は「４強は大きなステップ。さらに上を狙える」と初頂点を見据えた。