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FIFA、06年W杯招致でベッケンバウアー氏ら調査

[ 2016年3月23日 00:06 ]

 国際サッカー連盟(FIFA)倫理委員会の調査部門は22日、2006年のワールドカップ(W杯)ドイツ大会の招致過程や、開催地決定の投票に絡んだ買収疑惑などについて、同大会組織委員会の会長だったベッケンバウアー氏ら関係者6人に対する調査を開始すると発表した。

 ドイツ・サッカー連盟(DFB)が「買収を裏付ける証拠は見つからなかったが、否定はできない」とした4日発表の内部調査の文書を検証し、その結果を受けて調査を決めた。ベッケンバウアー氏のほか、組織委副会長で昨年11月にDFB会長を辞任したニースバッハ氏や、今年2月にDFB事務局長を辞任したザンドロック氏らが調査対象となっている。

 FIFAの発表では、ニースバッハ氏とザンドロック氏は利益相反など、ベッケンバウアー氏らは贈収賄の禁止などに関して倫理規定違反の疑いがあるとしている。(共同)

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2016年3月23日のニュース