ハノーバー　日本人３人フル出場も大敗　清武「切り替えを」

ウォルフスブルク戦の前半、競り合うハノーバーの清武（左）

ブンデスリーガ第２４節 ボルフスブルク４―０ハノーバー

（3月1日）
　ハノーバーのＭＦ清武、ＤＦ酒井宏、ＭＦ山口がそろってフル出場も、完敗した。

　前半３６分に右サイドバックの酒井宏がシュールレの突破を止められず、先制弾を被弾。以降はリズムを崩され、相手のカウンターに苦しんだ。欧州１部の同一チームで日本人が初めて３人同時に先発した前節２月２７日のシュツットガルト戦に続き、この日は初めて３人がフル出場したが「（相手が）半歩上だった」と酒井宏。チームは依然最下位と苦しいが、清武は「これこそ本当に切り替え」と語気を強め、山口も「全部が全部悪かったわけじゃない」と前を向いた。