ＦＣ東京　明大ＤＦ室屋の加入発表「在学中にかかわらず…心から感謝」

リオ五輪最終予選で活躍した室屋がＦＣ東京とプロ契約した

　ＦＣ東京は５日、明大のＵ―２３日本代表ＤＦ室屋成（２１）が今季新加入することが内定したと発表した。

　室屋は大阪府出身。青森山田高から明大に進学し、各年代の日本代表に選出。１１年にはＵ―１７日本代表としてＵ―１７Ｗ杯に出場し、８強入りに貢献した。今年１月に行われたリオデジャネイロ五輪アジア最終予選にはＵ―２３日本代表のメンバーとして出場。準々決勝イラン戦では、左足クロスで先制弾をアシストするなど全６試合のうち５試合に出場し、６大会連続の五輪切符獲得の立役者の一人となった。現在大学３年生だが、大学側との話し合いにより明大サッカー部を３年で退部し、ＦＣ東京とプロ契約を結ぶことになった。

　室屋はクラブを通じてコメントを発表。「小さい頃からのプロサッカー選手になるという夢を、ＦＣ東京の選手として実現できたことを光栄に思います。また在学中にもかかわらず、プロサッカー選手としてプレーできるよう後押ししていただいた大学関係者のみなさまや部員のみんな、そして家族や友人、応援してくれるみなさまに、心から感謝しています。これからはＦＣ東京の一員として、ピッチで活躍することで恩返しできるよう頑張りますので、応援よろしくお願いします」と周囲への感謝と意気込みを明かしている。