×

G大阪 藤本猛アピール新戦力あいさつ代わりFK弾決めた

[ 2016年2月5日 05:30 ]

練習試合(1本目=45分×4) G大阪1(0―0、0―1、1―0、0―1)2FCソウル

(2月4日 宮崎・綾町)
 宮崎キャンプ中のG大阪は4日、韓国のFCソウルと練習試合で対戦し、合計1―2で敗れた。主力組が出場した1、2本目はシュート3本に抑えられ完敗。トップ下に入ったFWアデミウソンも周囲との連係不足を露呈して不発に終わった。

 一方で気を吐いたのが、控え組として3、4本目に出場したMF藤本だ。3本目の終了間際、相手ゴール前で得たFKを直接決めてチーム唯一の得点を挙げた。ほかにも右MFの位置からゴール前に進入して惜しいヘディングを放つなど存在をアピール。「気持ちも入っていたし、サイドから崩せた部分もあった」と手応えを口にした。

 横浜でプレーした昨季は、第2ステージから出場機会が激減。シーズン後、清水時代に一緒に戦った長谷川監督のもとでプレーすることを選択した。前線はライバルのひしめく激戦区ながら、その正確な左足キックはレギュラー獲りとチームの勝利のための切り札となりうる。指揮官は直接FKの際のメリットを強調。「ヤット(遠藤)と2人で立つことで、ヤットも蹴りやすくなる」と口にする。元代表レフティーが恩師のもとで復活を期す。

続きを表示

2016年2月5日のニュース