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U23に超豪華金言 本田に香川、長友ら先輩日の丸戦士が激励

[ 2016年1月11日 05:30 ]

トレーニングする南野らU23日本代表イレブン

 リオデジャネイロ五輪アジア最終予選を兼ねたU―23アジア選手権(12日開幕、カタール)に向け現地で合宿中のU―23日本代表に、日本代表のFW本田圭佑(29=ACミラン)やMF香川真司(26=ドルトムント)らから激励メッセージビデオが届いた。先輩からの熱いメッセージを胸に、若き代表が6大会連続となる五輪切符獲得に挑む。

 先輩五輪戦士からエールが届いた。チーム関係者によれば、U―23日本代表にメッセージを送ったのは08年北京五輪に出場した本田、香川、長友、岡崎、12年ロンドン五輪に出場した酒井高、両大会に出場した吉田。昨年10月のA代表のオマーン・イラン遠征の際、6人が日本協会からの映像メッセージの依頼を受け、いずれも快諾。U―23日本代表には、9日、10日の2回に分けてミーティングで見せたという。

 本田らのメッセージは、大きく2つのテーマに分けられており、1つは、五輪を経験して何を得られたのかという話。もう1つは、五輪世代当時、もっと何が必要だったのかということ。内容を確認した手倉森監督は「どうやったらA代表につながるかという話もしてくれた。五輪での悔しさや経験が今の自分をつくっているという話もしてくれた」と満足げに内容を明かし「A代表の選手には感謝したい」と頭を下げた。

 選手も感銘を受けた。浅野は「先輩たちも今の僕たちと同じようなことを、当時思っていたんだなと。“覚悟を持って戦え”という言葉が印象に残りました」と岡崎からの金言を胸に刻んだ。本田からは「五輪で負けたとしても挫折や失敗を経て、また勝ちたいと思う。失敗を重ねて次の成功のために何を考えるかが大事だ」というメッセージがあった。選手らは同じような境遇から世界に打って出た先輩のエールを力に変えていく。

 遠藤主将がインフルエンザから復帰して戦力も整った。A代表専属の西シェフが合流し、食事面でのサポートも受ける。今度は先輩五輪戦士からのメッセージでモチベーションをアップさせ、五輪最終予選の初戦となる13日の北朝鮮戦に臨む。

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2016年1月11日のニュース