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権田不退転の覚悟「駄目だったら帰ります、では通用しない」

[ 2016年1月11日 05:30 ]

オーストリア3部のホルンへ1年間の期限付き移籍が決まり、成田空港発の航空機で離日した権田

 FC東京からオーストリア3部ホルンへの移籍が決まったGK権田修一(26)が、不退転の覚悟で欧州初挑戦する。本田が実質的にオーナーを務めるクラブへの1年間の期限付き移籍だが、10日に成田発の航空機で出発した権田は「1年とは限らず欧州で活躍したい。FC東京にも、駄目だったら帰ります、では通用しない」と半ば退路を断って新天地に向かう覚悟を口にした。

 既にオーストリアの第1言語であるドイツ語の勉強も開始。現地入り直後に始まるクロアチア合宿でも、同部屋にオーストリア人選手をリクエストしたという。昨年7月、オーバートレーニング症候群と診断され一度は引退もよぎったが、既に体調も回復。日本代表復帰も目指す守護神は「今まで起きたことを全てプラスに変えたい」と第2のサッカー人生へ全てを懸ける。

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2016年1月11日のニュース